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温泉の泉質とは何か?

温泉には様々な種類があります。泉質は、基本的に10の種類に分類することができ、それぞれで効能なども違います。温泉に入る上でどのようなことに効果があるのかをしっかりと理解しましょう。

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温泉の泉質

温泉の定義は「温泉法」という法律でされています。その基準については「温泉とは?温泉の定義」でも紹介していますのでご一読ください。

さらに、その温泉という場合は、その含まれている成分によって10種類に分類されています。

単純温泉

単純温泉は含まれている成分の含有量が少ないこと(温泉水1kg中1000mg未満)の為、低刺激で肌にやさしくなっています。 効能としては、神経痛や筋肉痛、うちみ、くじき、冷え性、疲労回復、健康増進などの一般的な適応症に対して効果があるとされています。 旧泉質名は「単純泉」。

なお、単純温泉でもPH8.5以上の温泉については「アルカリ性単純泉」と書かれることがあります。ゆめりがあり、美人の湯とも言われる温泉はこのタイプの温泉です。無色透明無味無臭です。

二酸化炭素泉

二酸化炭素泉は無色透明で、温泉内に炭酸ガスが溶け込んだ温泉。昔は、「単純炭酸泉」と呼ばれていました。

二酸化炭素泉の効能としては、炭酸ガスが体を刺激し、毛細血管を拡張して血行促進効果があります。 二酸化炭素泉に入浴すると、心臓病や高血圧症の改善が見られる。また、二酸化炭素泉は入浴だけでなく、飲泉(温泉水を飲用すること)により、便秘改善や食欲不振に効果があるとされています。

最近はスーパー銭湯などでも二酸化炭素を人工的に含ませた高濃度炭酸風呂などもありますね。

炭酸水素泉

炭酸水素塩泉はアルカリ性の温泉。重曹泉、重炭酸土類泉に分類される温泉です。

炭酸水素塩泉における重曹泉は肌をなめらかにする美肌効果が高く、美人の湯と言われるのは、一般にこの炭酸水素塩泉(重曹泉)のことを指します。
効能としては、外傷や皮膚病、アトピー性皮膚炎などに高い効果があるとされ、飲泉(温泉水を飲用すること)により慢性胃炎に効果があるとされます。

また、重炭酸土類泉の場合は入浴に炎症を抑える働きがあり、飲泉により通風、尿酸結石、糖尿病に高い効果があるとされている。

硫酸温泉

硫酸塩泉は硫酸塩が含まれる温泉で、非常に強い苦味があるのが特徴。
芒硝泉や石膏泉、正苦味泉にさらに分類することができます。

硫酸塩泉における入浴効果としては、血行をよくする働きが強く、外傷・通風・肩こり・腰痛・神経痛に効果があるとされています。 飲泉(温泉水を飲用すること)による効果としては、便秘やじんましんに効果があるとされます。

硫酸塩泉の泉質である、硫酸塩は固くなった肌を柔らかくほぐす働きが強いため、通風患者や神経痛患者などが湯治目的で利用するケースもあります。

塩化物泉

塩化物泉はナトリウム(Na)が多く含有される温泉。過去は食塩泉とも呼ばれていました。 主な効能は、外傷や皮膚炎、打ち身、ねんざ、リューマチ、不妊症などが挙げられます。福岡県だと「博多温泉」などが代表的。

塩化物泉に含まれているナトリウムイオンは、脳内ホルモンを刺激し、女性ホルモン(エストロゲン)を上昇させる働きがあることから、女性の更年期障害にも効能があるとされているます。

塩化物泉の飲泉(温泉水を飲用すること)については、医師の指導を受けたほうが良い。また、飲泉する場合は所定の許可された場所で行うようにしましょう。

含鉄泉

含鉄泉は、その名の通り、鉄を含む温泉。温泉中の鉄分が空気に触れて参加することから、湯色は茶褐色となっている。 殺菌消毒作用が強いです。

含鉄泉には、炭酸水素系のものと硫酸塩系のものがある。これらはお互い保湿効果が高く、貧血症に効果的とされます。

福岡だと「船小屋温泉」が代表的ですね。

含アルミニウム泉

含アルミニウム泉はその名の通り、アルミニウムを主成分とする温泉のことを指す。旧泉質名は、明礬泉(みょうばんせん)です。

含アルミニウム泉の大きな特徴は殺菌消毒作用が強く、肌のハリを回復させるなどの美肌効果があるとされます。 また、慢性皮膚病や、水虫、じんましんなどにも高い効果があります。

硫黄泉

硫黄泉は、硫黄が多量に含まれる温泉を指し、卵の腐乱臭と一般的に呼ばれる、硫化水素のにおいがあります。

泉色は微白濁色。 にきびや皮膚病、リュウマチ、喘息、婦人病などに効果があるとされています。

また、硫黄泉に含まれている硫黄イオンはインシュリンの生成を促進する効果があるため、糖尿病などにも有効とされている。 ただし、硫黄泉はかなり刺激の強い部類の温泉に当たる為、病中病後の入浴は避けたほうがよいです。また、換気が悪い場所では中毒を起す危険性もあるため、硫黄泉に入浴する場合はしっかりと換気を行うことが重要です。

酸性泉

酸性泉は水素イオンを多く含む強い酸性の温泉をさす。PH(ペーハー値3以上)。高刺激で殺菌効果が強い。 また、高い酸性のため、古い肌をはがして新しい肌に刺激を与え自然治癒力を高める効果があるとされます。

そのため、湿疹がある方や水虫、慢性皮膚病に非常に効果的だとされている。 ただし、肌が弱い人は入浴を控えるか、入浴後には真水などで体から温泉成分を洗い流すなどの配慮を行うべきとされます。

放射能泉

放射能泉は、超微量のラドンやラジウムといった放射性物質を含む温泉です。

放射能といわれると有害なものという認識が強いですが、ごく微量の放射能は体に良いとされています(ホルミシス効果: 生物に対して通常有害な作用を示すものが、微量であれば逆に良い作用を示す生理的刺激作用 ) 。

微量の放射能はからだの免疫細胞を活性化させる効果があるとされる。 ただ、特に効果が高いとされているのは、通風や血圧降下、循環器障害などが挙げられる。

福岡では「薬王寺温泉」が放射能泉です。

 

温泉の泉質別の効能

以下は温泉の泉質ごとに得られる効能をまとめたものです。

  単純温泉 二酸化炭素泉 炭酸水素塩泉 硫酸塩泉 塩化物泉 含鉄泉 含アルミニウム泉 硫黄泉 酸性泉 放射能泉
疲労回復
ほぼ全ての温泉で効果が期待できます
動脈硬化
 
 
 
 
 
 
慢性皮膚疾患
ほぼ全ての温泉で効果が期待できます
糖尿病
 
 
 
 
痛風
 
 
 
 
 
 
 
 
やけど
 
 
 
 
 
切り傷
 
 
 
 
打ち身・捻挫
 
腰痛
 
筋肉痛
 
神経痛
 
関節痛
 
四十肩・五十肩
 
冷え性
 
貧血症
 
 
 
 
 
 
 
月経障害
 
 
 
 
 
慢性婦人疾患
 
 
 

 

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